楽曲紹介
CORTISの2nd EP『GREENGREEN』の先行タイトル曲「REDRED」は、2026年4月20日にデジタルリリースされた。BIGHIT MUSIC所属の5人組ボーイグループCORTIS(Martin、James、Juhoon、Seonghyeon、Keonho)にとって、デビュー約8か月ぶりの初カムバックとなる重要な楽曲だ。

曲名の「REDRED」とアルバム名「GREENGREEN」という対照的な色彩表現は、メンバーたちが目指すもの(GREEN)と警戒し避けるべきもの(RED)をテーマに掲げたコンセプトを象徴している。全メンバーが作詞・作曲に参加したこの曲は、荒々しいシンセサイザーと中毒性のあるリズムが特徴的なヒップホップ・ナンバー。世界の基準やルールから解放され、CORTIS独自の方向性を模索する旅の始まりを告げる一曲となっている。
リリース前からSpotifyのPre-save数が約68万件を記録し、世界的な注目を集めている。4月20日にはソウルのYES24ライブホールで「REDRED Release Party」が開催され、ファンとの深い交流の場ともなった。
歌詞
[Intro: Martin]
Green, green
グリーン、グリーン
[Verse 1: Martin]
따바라 한 모금 sip (Ooh)
ごくりと一口飲み干して
Caffeine 또 kickin' in
カフェインがまた効き始める
어젯밤에 만들던 beat
昨夜作っていたビート
내 폰에다 담아서 거리로 나가서
スマホに保存して街へ出る
다섯이 고개를 빙빙
五人で頭をくるくると
입꼬린 올라가, 히히
口角が上がる、へへ
핸드폰 바꿔 놔 D-N-D
スマホを邪魔モードに設定
Seeing all kinds of green, green
あらゆる緑を感じて
[Pre-Chorus: Keonho, Seonghyeon]
쉿, 한파에 (한파에)
しっ、寒波の中
I put my hands in my pocket (Pocket)
ポケットに手を突っ込む
Outside, 한 밤에 (한 밤에)
外は、真夜中
사람 없는 스팟으로 빨리 (Brr)
人気のない場所へ急いで
I'll do that shit all with my team (Team)
全部仲間と共にやり遂げる
누군가 싫어할 짓 (짓, 짓)
誰かが嫌がるようなことも
알 바가 아니여, get it, get it
知ったことか、分かれ
신호등 바뀌었어 green, green
信号が変わった、青に
[Chorus: Juhoon, Martin]
팔랑귀 팔랑귀 (That's red, red)
周囲の目を気にするだけ(それは赤)
눈치나 살피기 (That's red, red)
空気ばかり伺う(それは赤)
도가니 사리기 (That's red, red)
遠慮して尻込みする(それは赤)
넘어가 울타리 green, green
垣根を飛び越えて進め、青に
궁뎅이 가리기 (That's red, red)
萎縮して身をかがめる(それは赤)
주변을 살피기 (That's red, red)
周りばかり気にする(それは赤)
쿨한 척 척하기 (That's red, red)
無理にクールなフリをする(それは赤)
You should come mess with the team
俺たちのチームについて来い
[Post-Chorus: James, Keonho]
내 친구들 전부 한 트럭에다 담아서
仲間たちを全部トラックに乗せて
거리로 나가서 빙빙
街へ出てぶらつく
거리서 돌다가 돌아가 studio
街を巡ったらスタジオへ戻る
Cookin' up 'til we get stinky
時間を忘れて制作に没頭
팔랑귀 팔랑귀 (That's red, red)
周囲の目を気にするだけ(それは赤)
눈치나 살피기 (That's red, red)
空気ばかり伺う(それは赤)
도가니 사리기 (That's red, red)
遠慮して尻込みする(それは赤)
You should come mess with the team
俺たちのチームについて来い
[Verse 2: Seonghyeon, Juhoon, Martin]
They called me a freak, 홀린 듯이, yeah
変わり者と呼ばれ、憑かれたように
만들던 tracks, yeah, 듣고 모인 friends, yeah
制作したトラックを聴き、集まった仲間たち
하루가 갈수록 늘어가 pack
日が経つほど増えていくクルー
진짜배기처럼 밟아가 step, huh
本物らしく一歩ずつ進む
Screaming loud like, "Yeah, yeah"
大きく叫ぶ、イエス
고개 까딱여 like, "Yeah, yeah"
頷きながら、イエス
F1, 들지 마 red flag
無駄な警告など気にするな
You should come mess with the team (Tell me what's red)
俺たちと共に行け(何がダメか教えてみろ)
[Pre-Chorus: Martin, James]
차갑게 방치된 city (That's red)
冷たく放置された街(それは赤)
먼지가 쌓인 그 CD (That's red)
埃の積もった古いCD(それは赤)
정숙한 무대는 시시해
静かで窮屈な舞台はつまらない
답답해 정수리 시뻘게지지 (That's red)
鬱屈して頭が煮え立つ(それは赤)
We gotta pop out to show how
飛び出して証明する
다시 배워 봐, you gotta note down
改めて学べ、しっかり刻め
불러와 버려 두 번째 혼란
二度目の混乱を巻き起こせ
신호등 바뀌었어 green, green
信号が変わった、青に
[Chorus: Juhoon, Keonho]
팔랑귀 팔랑귀 (That's red, red)
周囲の目を気にするだけ(それは赤)
눈치나 살피기 (That's red, red)
空気ばかり伺う(それは赤)
도가니 사리기 (That's red, red)
遠慮して尻込みする(それは赤)
넘어가 울타리 green, green
垣根を飛び越えて進め、青に
궁뎅이 가리기 (That's red, red)
萎縮して身をかがめる(それは赤)
주변을 살피기 (That's red, red)
周りばかり気にする(それは赤)
쿨한 척 척하기 (That's red, red)
無理にクールなフリをする(それは赤)
You should come mess with the team
俺たちのチームについて来い
[Bridge: Martin]
Ayy (Yeah, yeah), turn it up, ayy
音量を上げろ
I told you to turn it up
上げろと言っただろ
I don't mess with no stupid red signs
つまらない制限など無視する
신호등 바뀌었어 green, green
信号が変わった、青に
[Chorus: James, Seonghyeon]
팔랑귀 팔랑귀 (That's red, red)
周囲の目を気にするだけ(それは赤)
눈치나 살피기 (That's red, red)
空気ばかり伺う(それは赤)
도가니 사리기 (That's red, red)
遠慮して尻込みする(それは赤)
넘어가 울타리 green, green
垣根を飛び越えて進め、青に
궁뎅이 가리기 (That's red, red)
萎縮して身をかがめる(それは赤)
주변을 살피기 (That's red, red)
周りばかり気にする(それは赤)
쿨한 척 척하기 (That's red, red)
無理にクールなフリをする(それは赤)
You should come mess with the team
俺たちのチームについて来い
[Post-Chorus: Martin, Keonho]
내 친구들 전부 한 트럭에다 담아서
仲間たちを全部トラックに乗せて
거리로 나가서 빙빙
街へ出てぶらつく
거리서 돌다가 돌아가 studio
街を巡ったらスタジオへ戻る
Cookin' up 'til we get stinky
時間を忘れて制作に没頭
팔랑귀 팔랑귀 (That's red, red)
周囲の目を気にするだけ(それは赤)
눈치나 살피기 (That's red, red)
空気ばかり伺う(それは赤)
도가니 사리기 (That's red, red)
遠慮して尻込みする(それは赤)
You should come mess with the team
俺たちのチームについて来い
歌詞意味解釈
【Intro & Verse 1】
「Green, green」という繰り返しの掛け声から始まり、Martinのソロパートで日常の情景が描かれる。「따바라(タバラ)」は韓国のエナジードリンクブランドを指し、「Caffeine kickin' in」で夜通しの制作活動を示唆。前夜に作ったビートを携えて仲間と街へ繰り出す、Z世代クリエイターのリアルな日常が生き生きと表現されている。「D-N-D(Do Not Disturb)」にスマートフォンを設定し、外界の干渉から解放された状態で「all kinds of green」を見つめる—ここでの「green」は金銭的な意味だけでなく、自由と可能性の象徴として読み解ける。
【Pre-Chorus】
寒空の下、ポケットに手を突っ込み仲間と人気のないスポットへ向かう。「누군가 싫어할 짓(誰かが嫌がること)」をする覚悟を見せつつ、「신호등 바뀌었어 green, green(信号が変わった、グリーンだ)」という一節は、待ちに待ったチャンスの到来—活動開始の合図を意味する。韓国語の「파란불(青信号)」に対して意図的に「green」を使うことで、グループ名のコンセプトと世界観を再確認させる。
【Chorus】
サビ部分で核心的な対比構造が展開される。「팔랑귀(パルランギ=お調子者)」「눈치 살피기(空気を読むこと)」「도가니 사리기(鍋から身を隠す=目立たずにいること)」「궁뎅이 가리기(尻を隠す)」「쿨한 척하기(カッコつけるふり)」—これらは「That's red, red」と否定され、対して「넘어가 울타리 green, green(乗り越える垣根はグリーン)」と肯定される。つまり「red」は他者の視線を気にして生きる消極的な態度、「green」はそれを打ち破る前向きな行動を表す。CORTISは「red」な生き方を捨て、「green」な世界—自分たちの信じる道を突き進む決意を歌っている。
【Verse 2】
Seonghyeonが「They called me a freak」と、周囲からの異端視を肯定するように語る。しかし「홀린 듯이(魅了されるように)」tracksを作り、friendsが集まっていく—クリエイションの力で仲間を引き寄せる過程が描かれる。「진짜배기(本物)」のように歩みを進め、F1レースの「red flag(赤旗=中断の合図)」を無視して走り続ける意志を見せる。
【Pre-Chorus 2】
「차갑게 방치된 city(冷たく放置された都市)」「먼지가 쌓인 그 CD(埃を被ったCD)」—ここでは「red」が停滞、閉塞、型破りでない既存の音楽シーンを象徴。「정숙한 무대는 시시해(静かな舞台は退屈だ)」と宣言し、現状への不満を「정수리 시뻘게지지(頭のてっぺんが真っ赤になるほど)」の比喩で表現。二度目の混乱を巻き起こす覚悟で、再び「green, green」の信号へと突き進む。
【Bridge】
Martinが「I don't mess with no stupid red signs」と明確に宣言。馬鹿げた「red」のサイン—制限や中止の指示には従わない。ブリッジ部分で曲のエネルギーが最高潮に達し、最後のサビへと繋がる。
【Post-Chorus】
「내 친구들 전부 한 트럭에다 담아서(友達全員をトラックに詰め込んで)」—仲間との固い絆と共同制作の喜びが描かれる。「거리서 돌다가 돌아가 studio(街を回ってスタジオに戻る)」の繰り返しは、インスピレーションを街で吸収し、創作の場で昇華させるCORTISの活動スタイルそのものだ。「Cookin' up 'til we get stinky(臭くなるまで煮詰める=徹底的に作り込む)」という表現は、音楽への没入と情熱をユーモラスに表現している。
まとめ
「REDRED」は、対照的な二色を用いてCORTISの音楽的哲学を体現した作品だ。繰り返される「green, green」は希望と自由の信号であり、「That's red, red」は型にはまった既存の価値観への訣別を意味する。全メンバーが作詞・作曲に参加したことで、彼らの生の声とクリエイターとしての自負が随所に滲み出ている。
デビュー時から掲げる「Young Creator Crew」という修飾語に偽りなく、音楽・振付・映像制作に幅広く関与する5人の姿勢は、この楽曲のエネルギーと軽やかさの源泉となっている。4月20日のリリースを皮切りに、5月4日の『GREENGREEN』全曲公開、そして8月のLollapalooza Chicago出演へと続く彼らの2026年は、「red」な障害を次々と乗り越え、「green」な未来へ向かう軌跡となるだろう。