AKMU - Paid with Bugs 歌詞 ( Lyrics)「和訳対照」

楽曲紹介

「벌레를 내고(Paid with Bugs/虫を出して)」は、韓国の国民的兄妹デュオAKMU(アクミュ/악뮤)の2026年4月7日に発売された4thフルアルバム『개화(FLOWERING/開花)』のトラック3に収録された新曲です。

兄のイ・チャンヒョクによる作詞・作曲・プロデュースで、タイトルからして独特な世界観を持つ作品です。「벌레를 내고」という韓国語の表現は「虫を出す」という意味で、お金を支払うことをユーモラスに表現した言い回しです。YGエンターテインメントを離れて独立した後の初アルバムという節目を飾る一曲となっています。

アコースティックなサウンドをベースにしたオーガニックな楽曲で、バスや電車に乗って旅に出る様子を描いた歌詞が特徴的です。現実の小さな犠牲やユーモラスな貧困をテーマにしながらも、希望に満ちた前向きなメッセージが込められています。

歌詞

[Verse 1: Suhyun]

두 마리의 벌레를 내고 버스를 탔지

虫を二匹出してバスに乗ったんだ

아주 멋진 저녁 식사였어

とても素敵な夕食だった

힘들게 번 돈 이곳에 다 써도

苦労して稼いだお金をここで全部使っても

아깝지 아니하겠네

惜しくないだろう

[Chorus: Chanhyuk, Suhyun]

내일은 어디로 갈까

明日はどこへ行こうか

잔뜩 부풀었지

心がいっぱいに膨らんだ

오늘은 한숨 잘까

今日はゆっくり眠ろうかな

또 한참을 걸어야 할 테니까

またずっと歩かなきゃいけないから

[Post-Chorus: Chanhyuk, Suhyun]

감기는 눈꺼풀이 아쉬워

下ろしたまぶたが物足りなくて

잘그락대는 나의 영혼

ふらつく僕の魂

시간은 짧고 누릴 것은 많구나

時間は短いのに味わうものはたくさんだ

Hey, hey

[Verse 2: Suhyun]

열두 마리의 벌레를 내고 기차를 탔지

虫を十二匹出して電車に乗ったんだ

굉장히 멋진 모험이었어

すごく素敵な冒険だった

외투 속에 스며든 풀 냄새

コートに染み込んだ草のにおい

간밤에 꿈을 꾸겠네

昨夜の夢を見るだろう

[Chorus: Chanhyuk, Suhyun]

내일은 어디로 갈까

明日はどこへ行こうか

잔뜩 부풀었지

心がいっぱいに膨らんだ

지구가 둥글다는 말

地球が丸いという話

두 눈으로 다 확인해 볼 거야

両目で全部確かめてみるよ

[Post-Chorus: Chanhyuk, Suhyun]

감기는 눈꺼풀이 아쉬워

下ろしたまぶたが物足りなくて

잘그락대는 나의 영혼

ふらつく僕の魂

시간은 짧고 누릴 것은 많구나

時間は短いのに味わうものはたくさんだ

[Outro: Suhyun & Chanhyuk]

반짝이는 불빛이 간지러

きらめく灯りがくすぐったくて

어물쩍대는 나의 영혼

ぴょんぴょんする僕の魂

시간은 짧고 누릴 것은 많구나

時間は短いのに味わうものはたくさんだ

歌詞意味解釈

【Aメロ】小さな代償と素晴らしい体験

「二匹の虫を出してバスに乗った、とても素晴らしい夕食だった」という一節から始まります。「虫を出す」という表現は韓国語でお金を支払うことを意味し、少ないお金でバスに乗って夕食を食べた様子を描いています。

「苦労して稼いだお金をここですべて使っても、惜しくはないだろう」という歌詞は、経験の価値を金銭的価値よりも重視する姿勢を示しています。貧しくても、豊かな体験を得ることに意義があるというメッセージが込められています。

【サビ】明日への期待と休息の大切さ

サビ部分では「明日はどこへ行こうか、胸がいっぱいだ」と、旅への期待感を表現しています。「今日は少し休もう、また長い間歩かなければならないから」という歌詞は、旅人の休息の大切さを教えてくれます。

二番のサビでは「地球が丸いという言葉を、両の目で確かめてみるつもりだ」というフレーズが追加され、世界を実際に見て回りたいという冒険心が表現されています。

【ポストコーラス】時間の有限性と生きる喜び

「閉じかかるまぶたが惜しい、カラカラと鳴る私の魂」という表現は、眠ることすら惜しいほど人生を謳歌したいという気持ちを表しています。「잘그락대다」という擬音語は、乾いたものが擦れる音を表し、魂の乾きや渇望を表現しています。

「時間は短く、享受すべきものは多い」というフレーズは、この曲の核心メッセージです。限られた人生の中で、できるだけ多くの経験を積みたいという願望が込められています。

【Bメロ】旅の深化と夢

二番では「十二匹の虫を出して電車に乗った、とても素晴らしい冒険だった」と、バスから電車へと旅が深化していく様子が描かれています。「外套に染み込む草の匂い、昨夜は夢を見ただろう」という歌詞は、旅の途中で感じる自然の香りと、夢見るような気分を表現しています。

【アウトロ】光と魂の揺らぎ

「きらめく光がくすぐったい、もじもじする私の魂」という表現で、街の灯りや自然の美しさに心が躍る様子が描かれています。「어물쩍대다」という表現は、戸惑いながらも楽しんでいるような、魂の揺らぎを表現しています。

まとめ

「벌레를 내고」は、AKMUの4thフルアルバム『개화(FLOWERING)』に収録された旅の讃歌です。お金ではなく「虫」を支払うというユーモラスな設定で、貧しくても豊かな体験ができるというメッセージを伝えています。

兄妹デュオならではの温かいハーモニーと、イ・チャンヒョクの繊細な作詞・作曲が融合した作品です。バスと電車、そして歩く旅——様々な移動手段を通じて、世界を実際に体験し、限られた時間の中でできるだけ多くのことを享受したいという願望が表現されています。

YGエンターテインメントを離れて独立した「영감의 우물(霊感の井戸)」としての初アルバムという節目を飾るこの楽曲は、AKMUの音楽的才能と感性がさらに深化したことを示しています。人生という旅の中で、小さな代償を惜しまず、大きな経験を積んでいこうという前向きなメッセージが込められています。

ぜひ一度じっくりと聴いてみてください。